突然だがメモリ増設
今使っているQNAPでVitualizationStationを使うことにしたため、構築記も書き終わっていないというのにメモリを増設してみる。
QNAP公式では、TS-453Dの上限メモリは8GBとなっているが、貴重な人柱先駆者の方の検証によりどうやらこれ以上でも問題ないようなので、16GBに増設することにする。
ただし当然ながらメーカ保証から外れるのですべて自己責任で。
まずはメモリ調達
メモリの仕様を確認し、ポチる。TS-453Dで使用しているメモリはDDR4 SODIMMとなっているので、このタイプでお安い8GBx2のモジュールを購入する。人柱前例がある型番であれば安心だろう。
2枚セットで購入するのは公式で推奨されていたためであるが、デュアルチャネルを有効化するためでもありそうだ。ただNASとしてみた場合にそれほど性能差がでそうな気がしない。

取り付け作業開始
早速本体をシャットダウンし、取り付けていく。
3か所の背面ネジを外し本体カバーを外し、


HDDをマーキングの上、スロットから取り外していく。
マーキングは、あとで戻すときにHDDがどのスロットに接続されていたか間違わないようにするものなので、自分でわかるようになっていればよい。

HDDを取り外したあとの内部を除くとメモリスロットが2つ確認できる。
図中1のスロットは既にあるメモリ、2は空きのメモリスロットなので、1を4→8GBに交換、2に8GBを追加をしていく。

1つめの交換
まず1のメモリを取り外す。
メモリ両側に金属のツメがあるので、これを外側に外してやるとメモリが手前に浮き上がるので、これを手で取り外す。


取り外したあとは、購入した新しいメモリを逆の手順で元に戻す。
メモリの表裏の向きがわからない場合は、切り欠きの位置で判別すること。
間違っていると入らない。

刺さりが甘いと正しく認識しないので、しっかりと差し込むこと。
コツは、取り外すときと逆に図のようにスロットの向きに対して斜めに押し込んだあとにメモリを奥に押し倒すとうまくいく。
目安としては、メモリ横のツメがまっすぐになっているかどうか。
曲がっている状態だと刺さりが甘い。
続いて2枚目も追加する。
手順は1枚目と同じように、ナナメに差し込んで倒す。


取り付けが終わったら、HDDをもとに戻し、本体カバーも戻す。
うまく認識しなかった場合に備え、HDDのマーキングはまだ残しておく。
うまく認識できているか確認
HDDを取り付けたら認識しているか起動し通電させてみる。
いつも通りの起動音がなればおそらく問題ないだろうと思われる。

管理画面に接続し、リソースモニターを立ち上げてみる。
図のようにメモリが期待した数値になっていればひとまず問題ないと思われる。

これで当面メモリ不足で困ることはなさそうだ。
ここまで終わればHDDのマーキングは外してOK。
コメント